1998-7/21(火)~7/26(日)-山梨(山中湖)ロケ4 夜、やっぱり起きました「心霊現象」!!

漆黒の闇の中のテント・・・
7/24(金):
このテント生活に入り2日目位からジャッキー(酒井)が
「夜、テントの周りに誰か人がいる気配がする」
と言ってはいたのです。
僕は全くの無神論者だし幽霊とかUFOとかネッシーとかそういう類のものを一切信じてないタイプなので特に気にしていなかったのですが・・・
23日の夜からこの朝にかけては大雨が降っていて、その中でついに僕もその心霊現象らしき音・雰囲気を体験してしまいました。
上の画像で見ていただくと分かる通りテントを張った周りは漆黒の闇ですから、普段東京で暮らしている僕らにとってそれだけで非常に恐怖を感じるわけで、僕としてはそういった精神状態が「心霊現象」的なものを見たり聞いたりさせるのだと思っていますし、この時も正直そういう事だったのだと今も思っています。
でも、とりあえずこれから書くことは一切誇張なく本当に起きて体験した事です。
テントは小さくて全員は入れないので初日は僕とマル(丸島)が車泊したのですが、以降、車で寝る人をローテーションしたため昨夜は僕もテントで寝ていました。
物凄い雨だったので激しい雨音が響くだけで、もちろん周辺には人の気配のするものや人が来るような場所もありません。
そんな中、夜中にふと何か変な気配というか奇妙な物音で目を覚ましました。
誰かがこのひどい雨の中でテントの周りをウロウロと歩き回っているような足音が聞こえるのです。
土の場所に大雨ですから周りは若干ぬかるんでいるので、歩くと「グチャッ! グチャッ!」と泥の中を歩く音がするのですが、その歩いている人は更に「タポン! チャプン!」と、僕の感覚では『たっぷり水を入れた容器の中で水がチャプチャプと音を立てる状態の何か」を持ち歩いているように感じました。
例えるなら「一斗缶に水を半分ほど入れて持った人間がチャプン!チャプン!と音を伴いながら、泥の中をグチャリ、グチャリとテントを周回している」感じでした。
「幽霊を信じてないのなら怖くないだろう?」
と思われるかもしれませんが、やっぱりそういう状況になると非常に僕も怖いのです。(笑)
その時点ですでに幽霊がいるわけないから何か科学的にそういう音が聞こえる事情があるに違いない!と必死に思って原因を考えて見たり、一応頭の中は冷静に色々と分析とかしてみるのですけど、とにかく足音があまりにもテントのすぐ近くの側でしかも明らかにウロウロと移動しているのです。

こんな訳の分からない幽霊とかいるわきゃねーんだけど、音だけ聴いてると余りにも近い足音が動き回るのでこういう状況にしか思えないのです。バカバカしいけど実際にこの場にいると泣けるほど超コワい!
「音」って反響次第で思わぬ場所の音源がすごく近くに聞こえたり、方向性が全然違って聞こえたりするので、多分いろいろな自然音が重なると人の足音が近くで徘徊しているように聞こえるのだろうと思いますが、例えばこれが心霊現象でなくても環境的に熊とか鹿とか、大型の動物の類がエサを求めて来てるのかもしれないし、もしかして頭のおかしな生きてる人間がいるのかもしれない・・・どちらかというとそういう想像の方が僕にとっては恐怖なんですが・・・あまりに怖いし正直言って眠くて動くのも面倒くさいのでそのまま外を確認することなく無視して朝まで過ごしました。
そして24日の金曜日の朝を迎えたのですが・・・テントの周りを「ブレアウィッチプロジェクト」的な何か暗示する痕跡とか残ってないか探してみましたが何もなし!
そりゃそうです。幽霊とかいるわきゃねーし!
でも、この幽霊のせいなのか何なのか、この日は何もかもが悪い方へと物事が進みます。
まず、天気予報ではこの日からが梅雨明けと言っていて晴れの予報だったのに、夜から続く激しい雨が一日中止まず、ずっと撮影ができません。
全員が車やテントで待機状態で、僕は車の中で絵コンテを修正したりしながら、昨夜の寝不足のせいかほとんどグーグーと眠ってしまってました。
更に夕方には「自然保護団体の者」と名乗るオジサン達がやってきて(車で巡回している風だった)「キャンプ場以外でテントを張るんじゃねぇ!!」と結構な勢いで怒られます。

撮影現場にすぐ直結してる道路脇に車とテントで寝てました。そりゃ怒られても仕方ないです。
更に更に、スタッフで尽力してくれていたキム(木村)のご親族に不幸があり急遽キムが自宅に帰ることとなってしまいました。
結局、この日は何もせずに終わり、キャンプ場もこの時点で探して移動するのは大変なのでとりあえず今晩はこのままここでテントで宿泊して、明日移動する事として早々に眠ることとしました。
撮影進まず!!
明日は晴れて撮影ができますように。。。。。
そして今晩は幽霊が歩き回りませんように。。。。。