1998-07/10(金)~07/20(月)-千葉ロケ9 女優さんが刹那にマジ泣き

7月20日(月):
千葉の公園での撮影シリーズが今日でとりあえず一旦終わりです。
(世間的には3連休の最終日。関係ねーけど)
昨日の午後お休みしたKさんも戻ったので、Kさんの絡みで残っているカットを中心に撮りまくらなくてはなりません。
ちなみに「女優さん」とか書いてましたが、Kさんも一般の方(友人関係)なので当然今回が初めて演技をする方でした。
途中で刹那にぶった切られてしまうのですが(笑)、その時の演技がすごく上手くて感激したのをよく覚えています。
この作品は出演料を払ってプロの役者さんに演じてもらっているわけではなくて、逆に出演料を少し出してもらって役者の卵の人達に出演してもらって制作しました。
でも、時間的な拘束も激しいしノーギャラという事もあり、なかなか必要な役者を全員そろえるのが難しかったのはここまで制作日誌に綴ってきた通りです。
なので、全然演技をした事も無いし役者希望でもない人に無理を言って出演してもらっていたりもします。
そもそも主役級の風組のメンバーのうち、槻黄泉役のマル(丸島)と豹李役のキム(木村)が本来はスタッフ希望の演技経験ゼロの人間で、この映画を撮影している期間中ずっと僕は丸島のあまりの演技センスの無さに苦労し続けた位ですから。
そんな状況下で、出演者の友人で数日だけ手伝って!と言って来てもらっていたKさんには、それほど演技力などは期待していなかったのに、こちらの演出をすぐに理解してアッサリとこなしてしまっていたので本当に嬉しくて楽しくて仕方がありませんでした(笑)。
そんなKさんでしたが、映画のストーリー中、彼女は刹那に斬られた上に死んでいる体を刀の鞘でボッコボコに叩かれるというシーンがありました。
もちろん本当に体を鞘で叩くはずがありません。
体に当てているふりをして、隣にある布袋をたたいて誤魔化すのが映画撮影のズルいところなのですが、それでも刹那役の槇くんが狂ったようにわめきながら袋をバンバン叩いていたら、そのあまりの迫力が怖かったらしく、Kさんはカットがかかった後も体が恐怖で震えて泣いてしまっていました。
それだけ槇くんの演技に迫力があったという事なのでしょうけど、ちょっとトラウマになったかもしれません。今は大丈夫かなぁ?今更ながら心配です。
まあ、こうして小さなハプニングなどもありながら、どうにか千葉の公園での刹那と犬丸使いの女達が絡む撮影シーンは終了しました。でも刹那と槻黄泉・豹李が戦うシーンの撮影はまだ撮り終わってないまま千葉ロケの撮影期間が終了してしまい、明日からは山梨ロケへ向かわなくてはなりません。
とりあえず刹那役の槇くんにはまた8月の土日に続きを撮影をするという事で一旦は撮影終了です。

千葉撮影シリーズのうち犬丸使いの女達絡みのシーンの撮影はとりあえず終わったので記念撮影
そして明日(7/21)からすぐに、今度は富士山の麓の山中湖畔で泊まり込みながら、1週間のラストシーン(楓牙vs活殺士の闘い)の撮影に入ります・・・!