1998-07/10(金)~07/20(月)-千葉ロケ3 刹那シーンの撮影シリーズが始まる

7月13日(月):
千葉県での自然公園での撮影がしばらく続くのですが、「樺龍と阿修羅」のシーン撮影が終了し、この日からは「刹那vs風組」のシーン撮影が始まります。
刹那役の槇くんに1週間の休みを取ってもらって、刹那絡みのシーンを撮影する予定の10日間!
。。。なのだが、刹那は顔中に入れ墨をしている役で非常にメイクに時間がかかる上、劇中で犬丸という顔中特殊メイクだらけの人間と共演するため、僕が両方のメイクをやっているとそれだけで早朝からお昼すぎまでかかってしまうことになって撮影に支障をきたすことになってしまいます。

1998年5月時点:刹那のメイクを決める。梅崎が顔に指で直接メイクする。
そこで刹那のメイクは顔写真を撮ってそれを基にサル(藤谷)に書いてもらうこととして、僕は犬丸メイクに専念することにしました。
ZOLTRの家(部屋)は当時江戸川区にあったのですが、遅刻しないように役者は全員がたった1部屋のその家で雑魚寝して、早朝にギュウギュウの車に押し込められて1時間ほどかけて千葉の公園へ通って撮影する、という段取りとなっていました。
(今思えばとんでもなく恐ろしい事ですが・・・)
サルは僕が書いたメイクを物真似する必要があるので最初は完成まで時間がかかり、撮影現場に到着してからメイクを開始すると時間が間に合わない為、槇くんとサルは朝4時に起きてメイクをしてそれから現場へ向かうという状況でした。
(僕はもう疲れ切っていて4時起きなど無理なのと、犬丸メイクは「特殊メイク」なので、車で移動時などに剥がれてしまうから、犬丸に関しては現場についてからメイクしていました)

他人が直感的に書いたメイクを真似して描くというのは割と難しいもの。時間がかかります。
この頃は長野ロケから帰った直後で遠征メンバーはみんな疲れが溜まっていたし、東京近郊の千葉での撮影は楽かと思えば(お金はかからないですが)往復の運転が意外に時間がかかり疲れてストレスだし、最悪なことにこの撮影期間はずっと梅雨の影響で雨の予報となっていてあまり良い状況ではありません。
。。。そんな嫌な雰囲気が積み重なっている上に、公園についたら撮影現場が草ぼうぼうで足を踏み入れるのも困難な状況になっていて、初日の今日はまずは撮影ではなく皆で草を踏み均して撮影できる環境を作ることから始めなくてはなりませんでした。
なんだかダラダラと時間だけが過ぎて、結局この日はほとんど撮影できずに夕方となって終了。
早朝からしてもらったメイクがほとんど意味なし!
非常に良くないスタートです。

犬丸のメイク。これがとにかく時間がかかって効率が悪くて面倒でした。

私は造形の専門家ではないので技術レベルも高くなくて撮影中にメイクがしょっちゅう剥がれる為、撮影を中断して直さざるを得ないこともしばしばでした。面倒くさい!