1998-06/26(金)~07/08(水)-長野ロケ8 「全ての発煙筒を奪取せよ!」in長野市

7月5日:
発煙筒を大量に求めて長野市内へ!!
昨日、霧のシーン撮影中にあっという間に「発煙筒」が無くなってしまったので、今日は再び長野市内に降りて可能な限りの発煙筒を集めるというのを最大ミッションとしました。
やることが色々とあるので分担制として、まず梅崎は皆の服を自動洗濯屋で洗濯し、かつ見張りをしながら絵コンテを描き直す。その間、マル・ケン・キムの3人は長野市中に発煙筒の売っている店を出来るだけ探して1本でも多く奪取する。そして女性陣はバンガローで食事の用意やら雑務作業全般を。役者専任のヤギには申し訳ないがまた一日オフにして休んでもらって練習しててもらう、ということとしました。

発煙筒が当時いくらだったのか全然覚えていませんが、正直お金は無かったし可能な限り欲しかったけど経済的な限界があるので、発煙筒(煙)が足りない想定でコンテを考え直し始めていました。
ところがマル達3人は発煙筒を購入するのではなく、長野全域の自動車の部品屋や中古販売店を走りまわって、全部で100本近い「期限切れの発煙筒」をタダでもらってきたのです!!!
これはマジすごかったし感動した。
※僕の中では、この戸隠ロケは色々と想い出深いが、中でもこの発煙筒撮影は印象深い。
遙か遠い長野の見知らぬコインランドリーの片隅で絵コンテを描く僕と、「長野市内からすべての発煙筒を奪取せよ!」というミッションを受け、しかも、それを見事にクリアしていくマル・ケン・キムと、撮影に備えてロケ地の山に控えるヤギやサルやクサナギ達。
この摩訶不思議な三者三様ぶりがドラマのように面白かった。
本番中に煙りを発生させているのも、もちろんスタッフでもあったケン(楓牙)・マル(槻黄泉)・キム(豹李)の3人です。
山の風はすぐに吹いたり止んだり、しかも方向が頻繁に変わったので漂う風の向きに合わせて森の中をあっちへこっちへ走り回って大奮闘して活躍してくれました。

霧のシーンの本番の撮影現場の阿鼻叫喚図:樺龍と愛梨の2人のシーンだが周りには楓牙・槻黄泉・豹李の役者3人が発煙筒持って走り回っている。この作品はALLアフレコで現場の声は全く録音されないので撮影中のセリフに関係なく指示とか平気で大声でしゃべってました。