1998-06月上旬頃 密書の入れ物とか小物の作成

「密書の入れ物」(等の造形物)の製作はこの頃に時間の隙間を縫ってチマチマと行っていました。
「密書の入れ物」なんてそこらへんに売ってる物ではないですし作るしかないのですが、あんな物でもいざ、金をかけずに作ろうとすると意外に時間がかかります。
タネ明かしすると、あれはトイレットペーパーの筒を2本と半分くっつけて、そこに紙粘土を張り付けて乾かし、表面に絵の具で色つけしたものです。
チマチマとロールの筒を合体させる作業に1時間、それに紙粘土を付けて乾かすのに丸1日、絵の具を塗って乾かして1日、更に重ね描きしてデザインして・・・とやってると数日間、デザインが完成したらニスを塗ってまた乾かして1日、最後に布を両端に貼って紐でくくって出来上がる頃にはあっという間に1週間は過ぎています。
安いけど面倒くせー!


■なぜ「2本」ではなくて「2本と半分」なのか? 劇中で主人公の楓牙がこの密書の入れ物を開けるシーンがあります。 楓牙は蓋をとって中身を確認するのですが、上述の通りこれはトイレットペーパーの芯を合体させて作った筒なので、きちんとした蓋がある構造にはなっていません。 そこで実際には密書の入れ物は2つ作ってあって、1つは蓋の閉まった普通の状態のもの、もう1つは蓋が開きっぱなしのもの(本体と蓋の2つに分かれている)で、場面によって”開けるフリ”をして2つを使い分けて誤魔化していました。 そのためサイズ的に「蓋」の大きさに合う「半分サイズの芯」が必要となったのです。 劇中で「アップできちんと写らない物」に関しては、作り方も使い方もかなり適当でOKなのです。