1998-5/17(日)・18(月) 立稽古⇒緊急会議⇒マルと木村くんの出演決定!スタッフから役者へ!

素人役者コンビの画像

マル(左:槻黄泉役)と木村くん(右:豹李役)

 

17日(土):

先週衣装用の布や服をチェックした図書館の会議室を借りて立稽古をしました。

 

この頃から徐々に本番を想定した本格的な立稽古+カメラテストを行うようになったのですが、この自主映画も始動してから早くも既に1年が経っていて、役者さん達も参加してから半年以上が経過しています。

 

そろそろ「いつまでも撮影すら始まらないけど本当にこの映画は完成するのだろうか?」というような疑問がわいてくる頃で流石にダレてきた感もありました。

 

会議室での立稽古画像1

 

逆に僕らスタッフ側としては「本当に役者のみんなは本番(夏の撮影)まできちんと続けてくれるだろうか?」という不安があったりして、現場が多少ギクシャクしたりし始める頃です。

 

何よりこの時点で問題なのは、シナリオが毎回どんどん変わっていって最終稿まで決まらない(役が増減するほど変化がある)のが役者さんにはストレスだろうし、ここまで来て役者が決定していない役があるなど完成に向けて不安要素が大きく見える事でした。

 

そんな中での立稽古で(動画を見るとわかりますが)自分の出番以外では皆が部屋の中でゴロゴロほとんど寝ている状態で雰囲気としてあまり良くないというかコントロールできていない状況でした。

 

(逆に良い意味で書くと「役者全員が練習のペースややり方に慣れてリラックスして休み方もわかってきた」という事でもあるのですが・・・)

 

会議室での立稽古画像2

 

 

ただ、シナリオは内容的には最終稿にほぼ近い状態で、練習も本番を想定した内容のあるものになってきたしロケ地もほぼ決定して、監督の頭の中では非常に映画の完成形がかなりクリアに見えて全てがやりやすい段階には入ってきていました。

 

 

 

 

 

18日(月):「梅崎と丸島での緊急打ち合わせ」inサイゼリア

昨日(上記)の練習の雰囲気を踏まえて、マル(丸島)に急遽仕事を休んでもらって2人で緊急の打ち合わせを丸一日かけて行いました。

 

ここまでダラダラと非常にペースが遅い(僕としてはこれは仕方がないと思っていたのですが、対外的には非常に印象が悪いのは否めません)のと、何より役者の配役が全部埋まっていないのが大問題なので、それらをどうするか?という話し合いです。

 

今回の映画撮影はボリュームが大きいので土日だけに頼っていたらいつまでも撮影が終了しないので、7月一杯は仕事を休んで丸々撮影する事に決めてありました。

 

だからといって当然、役者全員がそんな無理なこと出来るはずが無く(この映画ではギャラが出るどころか、主要キャスト全員から逆に2万円づつ参加費を頂いていて、さらに役者さんは撮影中の旅費や食事代も自分持ちなので負担がかなり大きいのです)、確実に仕事を丸1ヶ月休めるのは主演のケン(高村)とサル(藤谷)の2人だけでした。

 

あとはスタッフの僕とマルとキム(木村くん)のみ。

 

ヤギ(黒川くん)と槙くんと酒井くんはそれぞれ一週間づつ休みをずらしてとってくれていていました。

 

5月9日のアクション練習中にケンが額を縫うケガをした事から、ラストのアクションシーンは刀アクションに慣れた酒井くんに活殺士役でやってもらう事として、残りの役者未定になっていた「槻黄泉」と「豹李」を撮影日程の関係から、もうマルとキムがやる以外に解決策はないのではないか!?という結論に至りました。

 

マルの槻黄泉テスト画像

キムの豹李テスト画像

 

急遽キムにも連絡をとって豹李役を了承してもらい、この日この時、元はスタッフで全く演技・アクション未経験&役者志望も全く無しだったメインキャラ2名がいきなり誕生したのでした!

 

 

ただし、アクションが非常に難しくて素人にはいきなり無理なのと同様に、役者を急に素人がやるのもかなりのハイセンスが必要となります。

 

監督的にはそこは非常に不安でしたので、とりあえず2人の読み合せ&カメラテストを行ってみました。

 

■演技テストをしてみて:

結論として書くと、それはもう非常に不安の多いものとなりました。

 

 

・・・2人とも演技がヘタクソすぎる!(笑)

 

 

センスの欠片も感じさせないひどい演技テストでした(笑)。

 

まあ、こちらの都合で勝手に役者を押し付けられた木村くんは特に単なる被害者であって何の落ち度もないし仕方がない事なのですけれど・・・。

 

自分で役者を希望もしてないスタッフ希望の人間がいきなり呼び出された当日に立稽古をやらされて「ヘタクソ」呼ばわりされても理不尽ですよね。

 

ただ諸々の都合を考えたときに、この2人がメインキャストを演じる以上の解決策はこの時点では無かったので、他に役者さんが見つからない限りは「マル=槻黄泉」「キム=豹李」でいこう!となりました。

 

 

もう後はただただ監督・カメラマンとしての僕の腕の見せ所と思うしかありません。

 

頑張ります!!泣