1998-03月 ガスコンロで服を燃やすのが衣装作り

衣装に関してはイメージ通りの物を作れるようになったので、ひたすら役柄全員分の服を切ったり燃やしたりして作ればOKなのですが、部屋の中でガスコンロを使って作業をしたので、部屋の中がカスだらけで病気になりそうでした。(なるんですが)
毎日忙しい上に部屋も汚くて落ち着かないというのは、肉体的だけでなく精神的にも病気になりそうになります。

当時の部屋の見取り図
(最近は「シェアハウス」とかいう洒落たのが流行ってるとも聞きますが、6畳1間を「シェアルーム」するというのは結構キツイです。
でも前回書いた通り、撮影の為のお金をこれ以上貯めるためにはこれ以上働く時間が無いので、無駄なお金を使わない節約しか無いから贅沢な事は言っていられません。
こうやって同居していると24時間いつでも打ち合わせしたいときに話もできますし、無理やり自分を納得させる理由は割とあるのです。(そうか?)
上図は絵で見ると広く見えますが、6畳間にこれだけの機材が入っていて、ここに3人分の生活道具や服が入って、更に映画の小道具やら衣装が加わり、何か作業するとそのたびに機材や材料が散らばってもう足の踏み場もありません。
その上、猫はトイレの砂をまき散らすし、下手するとゲロはいたり部屋でウンチしちゃったり・・・僕はタバコを吸わないのですが他の同居人が全員喫煙者だったので煙は常にモクモクで、三段ベッドの最上段で寝ていた僕は天井付近に漂う煙の中で生活しているようなものでした。
もうこの時点で不健康そのものなのですが、この上毎日コンロで衣装を燃やすようになったら生地の燃えカスがススとなって部屋中にたまりだして、気が狂う「一歩」手前の生活から「半歩」手前の生活へとカウントダウンが早まった感じになりました。)