1998-02-14(土) インターネット初体験!!

画像はイメージです。実際の木村くんのPCとは関係ありません。
この日は衣装作り。
イメージ通りの衣装を作る方法が出来たので(燃やしたり擦ったり)、あとは役者人数分の衣装をコツコツと作り上げていく作業が必要なのでこの頃は毎日衣装作りしていました。
ところで当時ZOLTARにはパソコンがありませんでした。
今こうして書いてみると我ながら恐ろしい話なのですけど、当然僕もマル(丸島)も(多分他のZOLTARのメンバー達も多くが)インターネットなるものをやった事がありませんでした。
(パソコン自体は仕事などで使う事があったので使用していましたし、何なら既にブラインドタッチでタイピングできる位にワープロなどは使っていました。だけど「インターネット」というのは全く使った事がなくて、でも1995年から急に世の中が「windows95」なるOSでパソコン(インターネット使用)が一般化しつつあった頃です)
そんな中キム(木村くん)がパソコン(Mac)を持っていたので、梅崎&マルはインターネットなるものをやってみたくてキムの家へ行って初めてそれを試してみたのです。
なんだか、世の中では急に流行って来たのでよく耳にはするものの、貧乏人でPCなどなかった僕らにとって、それはなんだかワクワクする体験でした(笑)。
2017年現在となっては、ブロードバンドで映像でも音楽でも、あるいは情報関連でもおそらく手に入らないものなど無いのではないか?と思われるほど全ての物を皆が手に入れられるのが常識となっています。
そんな今もその当時も変わらず共通の問題点として世の中で指摘されていたことは、いわゆる闇サイトや裏サイトなどのエロ・グロ関連の、いわゆる建前として皆が触れてはいけない物に誰でも簡単に触れてしまうという事です。
しかし子供達がそうであるように、世の中で「悪い事だから触れちゃダメ!」って騒がれれば騒がれるほど触れてみたくなるのが人間の性です。
「なんだか怖い闇の世界のホームページとかあるらしいよ」
「人が殺される本物の映像とかがゴロゴロしてるんでしょ?」
「スケベな映像が無料でいくらでも観れるとか凄くない!?」
「通信で知らない人とゲームとかもできるらしいぞ」
などと盛り上がって、一晩中よく仕組みがわからぬインターネット接続でとにかく話題のものに触れようと必死になりました。
しかし結局はさっぱりわからずにアッという間に何も見れずに朝になってしまいました。
今となってはバレンタインデーの素敵な思い出です。
※若い人たちには全然わからない話だと思いますが、50年以上も生きていると世の中で急激に変化する事と、大昔の子供の頃から全然変わらない物の差というのが激しいのです。
そしてパソコンやインターネットというITの分野というのは、世の中で急激に変化した分野のトップだと思うのですが、そのITの中で普通に生活をしている現在から過去を振り返ってみると、あっという間に現代の最新の生活に毎度慣れてしまっていて過去の信じられない位に不便な昔の時代に自分が溶け込んで生活していたという事をすっかり忘れてしまっている自分がいます。
「1998年時点で自分がインターネットに初めて触れた」
この事実もこうして書いてみると確かにその通りですけど、本当にこれってゾッとするといいますか、自分でも信じられない位にビックリします。
もうずっとブロードバンドの中で生きているという感覚があって、たかだか20年前にネット初体験だったなんて。
そして1998年のこの日から2年後には、次回作「INGA!」でパソコンを使って編集作業をしたり、ネットを使ってCGデータの受け渡しをしたりするのだから、やはりこの分野の進歩の速さには舌を巻くばかりです。

「楓牙」の次作「INGA!」はデジカメ撮影のカラー作品 CGも使うし編集もPCでした