1997-11-01(土) 刹那(せつな)役の槇くん登場!

この日は面接6人でした。
この中に「楓牙」の刹那役・「INGA!」の医者役をやってもらったマキくん(槙くん)がいました。
彼はミュージシャンで役者経験がなかったのですが、なぜか急に役者志望でやってきたので僕としてはすぐに飽きて辞めてしまうのではないか?という心配がありました。
思い付きで急に始める人はまたすぐ思い付きで別な事を始めてしまうパターンを多く見てきたので、確認の為にも志望動機を繰り返し尋ねまたのですがこの時の彼は寡黙でした。
「なぜ応募したのか?」
と聞いても
「何故と言われても、やりたいと思ったからで他に理由はありません・・・」

・・・・・彼を十分に知っている今になると、単に自分の気持ちにストレートなだけのすごく槇くんらしい言葉なんですが、この時は正直要領を得ませんでした。笑
だけど結局は後に刹那の熱演をしてもらうことになるのですから出会いとはわからないものです。
※いかがわしい団体の面接会場?: この日は6人が面接に来たのですがそのうちの1人の女性についての話です。 当日は「自主映画団体のキャスト・スタッフ募集」という公募に自分から応募してうちにやってきたわけですが、会ってしょっぱなから「玄関の鍵はかけないでください」と言われて、席もいつでも脱出できる一番玄関側から離れようとせず非常に警戒ムードの方でした。 確かに映像系の事務所や団体を名乗る人間はいかがわしいのが多いだろうと思いますし、初めて会う大勢の男の中にまぎれて話を聞くのは恐怖だろうなと思います。 女優志望の女性が最初に相手(団体)を必要以上に疑って見るくらいが正しいと僕も思っているので全然それが嫌とかダメとかはないのです。 それが当然だと思っているのでこちらも始めて会う人(女性)に対してはかなり気を使っているつもりです。 でも、その女性以外にも他の応募者が同席していたしうちのスタッフや参加者に女性もいて和やかに談笑していたのに、常にまわりの動きに敏感に(泣きそうな顔で)反応しずっと1人だけオドオドと恐怖に怯えていたのであまりにも忍びない気持ちでした。 気持ちはわかりますけど面接も終盤になり「アトリエから」など過去作品を観てもらって、次回作も8ミリフィルムの忍者映画だとか言ってる男がそんなにいかがわしく見えるのだろうか?と少し悲しくなりました。笑