1997-04-18(木) 「楓牙」スタート! 8ミリフィルム「忍者映画」の製作がとつぜん決まった日!

「楓牙」ポスター画像

その日は突然やってきた!

僕は中学生の時から自主映画を作り始めたのですが、この当時(1997年頃)はZOLTARを主宰し短編作品を何本か作っていました。

(※学生時代の映画製作等については管理者ブログ「ウメガメの歩み」をご覧ください)

本当は長編作品こそ映画だ!という想いが強くて短編作品なんて作っていたくなかったんですが、過去に1時間30分の長編を8ミリフィルムで作ろうとして撮影・編集まで終了したのに音入れの段階で自分の理想が実現できずに完成を断念するという事があり、技術的な理想のせいでなかなか長編映画製作に踏み出せずにいました。

そのため「いつか長編娯楽作品を完成させる」為に、カメラテストや予告編を兼ねた短編作品を作っていたのです。

なぜ誰も忍者映画を創らないのか!?

ところがこの日の夜、マル(丸島)とファミレスで次回作の打ち合わせをしていたとき、突然

「なんで日本映画ってあんなに地味でつまらないんだろう!?」

「忍者の映画とか作ればいいのに!」

と話が盛り上がり、最終的には

「よし、日本映画がやらないなら自分たちで忍者映画の長編娯楽作品を作ろう!」

と本当に急に長編8ミリ映画の製作を決定しました。

この頃はまだCGやワイヤーアクションも商業映画、特に日本映画の中では皆無で、「忍者」という題材も漫画では見るものの、映画では大昔に『忍びの者』という白黒映画があったきり、タイトルが思い浮かぶようなメジャー作品はまったくありませんでした。

(『あずみ』とか『shinobi』とかはまだ全然後の話です。『梟の城』という中井貴一さんが主演の忍者映画が「楓牙」完成の少し後くらいにようやく公開されていました。)

僕は個人的に、当時の日本映画は地味で暗く、娯楽性をまったく感じてなかったので、「それなら俺が面白い忍者映画をつくってやる!」という気持ちでした。(すごいですね)

まだこの時は映画のタイトルもストーリーも決まってなかったですが、この日が「楓牙」の出発日となりました。